【Anker SoundCore VR P10 レビュー】体感遅延0!?ゲームも作業もコレ1個!!
どうも、のんたびです。
この記事ではAnkerの【SoundCore VR P10】をレビューしていきます。
2ヶ月ほど使用してからのレビューになります。
・「VR P10」って低遅延らしいけど本当にゲームで使えるクオリティなの?
・「VR P10が気になってるけど失敗したくない(オススメできる人できない人が知りたい)
この記事を読むことによってこのような悩みが解消されると思います。
是非最後まで読んでいってください!!
「作業するときは取り回しが楽な無線イヤホンにしたい」
「でもゲームするときにいちいち有線イヤホンに切り替えるのも面倒」
「作業もゲームも快適にできるワイヤレスイヤホンないかなぁ~」
そんなことを思いながらイヤホンを探していたらこの「VR P10」を見つけてしまいました。
「これは買うしかない!」と思い、気づいたらポチってました。
【結論】カジュアルゲーマーにとてもオススメできる商品
結論から言います。
「VR P10」は快適さを重視するカジュアルゲーマーさんにとてもオススメできる商品です。
ワイヤレスで取り回しが楽且つ超低遅延接続が可能なイヤホンです。
FPSで使用しても遅延が気になることはなく、その他のクオリティも高いと感じました。
全体的なスペックを考慮するとコスパはとても良いと思います。
一方で、音に拘りがある方や、1日に5.6時間以上ゲームするというガチゲーマーさんにはオススメできません。
「VR P10」はバッテリー最大持続時間が6時間になっています。
そのため、長時間ゲームをするという方はバッテリー切れがストレスになる可能性が高いです。
「VR P10」の特徴として世界初Meta認定取得したイヤホンで「Meta Quest 2」に対応しているということが挙げられますが、私は「Meta Quest2」を持っていません。
「Meta Quest 2」での使用感が知りたいという方は他の方のレビューを参考にしてください。
記事執筆時点では14,990円ですが、Amazonタイムセール時に3000円ほど安くなります。
購入を検討している方はAmazonタイムセール時を狙うことをオススメします。
その他の細かい特徴や長所・短所なんかは後ほど解説していきます。
「VR P10」外観
「VR P10」は箱を開けるとすぐ本体ケースとご対面できます。
この下に各付属品が入っています。
・本体ケース&本体
・USBドングル(低遅延接続時使用)
・USBタイプAtoCケーブル
・イヤーピース(S・M・Lサイズ)
・説明書
「VR P10」の本体ケースは丸みを帯びたデザインで可愛らしい印象です。
背面にはペアリングボタンがあります。
ケースを開けるとこのように本体が収納されています。
マグネットの強さはちょうど良く、取り出す際も収める際もストレス特に感じません。
「VR P10」は本体ロゴ部分あたりにセンサーがあり、タッチ操作も搭載しています。
正直感度や使い勝手は良くありません。
初期状態はイヤーピースが着いておらず、付属のイヤーピースから好みのサイズを選んで装着する形になります。
2.4GHzの低遅延接続する際に必要になるドングルです。
スマホでもPCでもUSBポートに挿すだけで接続できます。
使用しないときは本体とまとめてケースに収納できるようになっています。
小さくて無くしそうなのでこの設計はありがたいです。
ちなみにドングルはタイプC接続なので使用する環境によっては別途変換アダプターが必要になります。
「VR P10」の特徴
カタログスペック
サイズ(実寸) | (ケース)約55 x 65 x 30mm |
重さ(実寸) | (本体片耳)5.1g/(本体+ケース)58.9g |
防水規格 | IPX4 |
通信規格 | Bluetooth 5.2,USB-Cドングル |
充電端子 | USB Type-C |
Bluetoothプロファイル | A2DP,AVRCP,HFP |
対応コーデック | AAC / SBC / LC3 (USB-C ドングル接続時のみ) |
ノイズキャンセリング機能 | 無し |
バッテリー持続時間 | 24時間(ケース込) 6時間(本体のみ) |
【VR P10】特徴①Meta公認のワイヤレスイヤホン
「VR P10」は世界で初めてMeta認証を取得したワイヤレスイヤホンで「Meta Quest 2」を遊ぶ際に最適なイヤホンとされています。
本来はこれが「VR P10」最大の特徴ですが、冒頭に述べたように私は「Meta Quest 2」での使用を目的にしていません。
「Meta Quest 2」での使用感が気になる方は他の方のレビューを参考にしてください。
【VR P10】特徴②ワイヤレス&超低遅延
「VR P10」の強みはなんと言っても付属のドングルを使用した2.4GHz接続です。
2.4GHz接続はBluetooth接続に比べてより早い高速通信が可能となります。
2.4GHz接続時の遅延は30ms(公称値)で、秒に直すと0.03秒になります。
30ms遅延は人間が認知するのは不可能と言われている数値(らしい)です。
実際に私もこのイヤホンで「APEX LEGENDS」をプレイしましたが、遅延が気になるということはありませんでした。
ちなみにスマホでBluetooth接続をするとやはり多少の遅延は感じました。
音がそこまで重要ではないソシャゲや動画視聴程度なら問題なく使用できます。
【VR P10】特徴③2.4GHzとBluetoothの同時接続が可能
「VR P10」はBluetooth接続と2.4Ghzの同時接続に対応しており、スマホとPC等を同時接続することが可能です。
この機能は「ドングル接続とBluetooth接続を瞬時に切り替えられる機能」という認識で捉えてもらった方がいいかもしれません。
確かに両方の端末で接続は確認されますが、PCから音を出すとスマホの音が消え、スマホから音をだすとPCの音が消えます。
公式サイトには「Meta Quest2でゲームをしながらスマホでボイスチャットが可能」と記載しているので「MetaQuest2」だと文字通りの同時接続ができるのかもしれません。
【VR P10】特徴④アプリで細かい設定が可能
「VR P10」は「Soundcore」というアプリを使用することで細かいカスタマイズが可能になります。
当然ですが、アプリでイヤホンの設定を変更する際はスマホとの接続が必須になります。
・光の効果
イヤホン本体のライティング部分の色を変更できます(OFFにすることも可能)
・イコライザー
・コントロール
タッチ操作の機能割当(イヤホン右1タッチで音量UP等)
・スーパーヒアリング
いわゆるバーチャルサラウンド(音がこもるので基本的にOFF推奨)
・マイク
カスタマイズした設定は2.4GHz接続、Bluetooth接続どちらにも共有されます。
例えばBluetoothでスマホと接続してアプリでイコライザーを変更します。
その後Bluetooth接続を切り、2.4GHzでPCで使用した場合でも設定は維持されます。
音質と定位感
音質
「VR P10」の音質は期待以上でした。
2.4GHz接続がウリで価格も比較的お求めやすい設定なので正直音質は期待していませんでしたが、以外と綺麗な音を流してくれます。
デフォルトの状態は低音と高音が強いいわゆるドンシャリ傾向の音です。
特に低音が強調されているような印象を受けました。
アプリでイコライザーある程度イジれるのでカスタマイズして自分好みの音にすることも可能です。
当然ですが、より高価なイヤホンに比べると音質は劣るので過度な期待は持たないほうが良いです。
定位感
「VR P10」は定位感も良好です。
音楽ではどの音がどのへんから聞こえるか、FPSでは敵がどの位置にいるか。
聞こえ方には個人差があると思いますが、同価格帯のゲーミングヘッドセットと比べても同等かそれ以上のクオリティはあると感じます。
なので定位感が心配で購入を躊躇っているという方は十分に購入する価値があります。
実際にAPEXをプレイしてみた
「VR P10」を使用して1ヶ月くらい実際にAPEXを遊びました。
デフォルトの状態だと少し低音が強くゴワゴワした印象を受けたので私はイコライザーで少し低音を弱くして使用しています。
基本的には非常に快適にプレイすることが可能です。
銃声が耳に突き刺さるといった嫌な感じはなく、敵がどの位置に居るかもある程度把握できます。
しかし、たまに「全ての音が無くなる」という致命的な症状がでます。
これが使用していて唯一の不満点です。
ゲームプレイ中に急に音がなくなり、ディスコの通話なども聞こえなくなります。
一度本体をケースに戻して接続し直せば使用できるのですが、試合中にこれは致命的です。
この症状が出るときはAPEXを遊んでいる時なので通常時は問題ありません。
グーグル先生に聞いてもSNS等で検索しても同じ症状の人はおらず、原因は未だに分かっていません。
単に個体差でハズレを引いたのか、何かしらの不具合なのか、何かしらのソフトウェアと相性が悪いのか。
原因が特定できたら、ここに追記したいと考えています。
「VR P10」のメリット・デメリット
・ワイヤレスかつ低遅延でFPSも遊べて快適
・接続が簡単で直感的
・アプリで設定のカスタマイズが可能
・性能を考えるとお求めやすい価格(コスパ良い)
・作業用イヤホンとゲーム用イヤホンをまとめることができる
・ゲーム中、音が急に0になることがある(私のが単にハズレ個体なだけかも?)
・タッチセンサーの感度が微妙
私はタッチ操作をあまり使わないので許容範囲
・長時間ゲームする人にとってはバッテリー持ちが悪い
・長時間使用すると人によっては耳が痛くなる
「VR P10」オススメできる人・できない人
・FPSや音ゲーができるワイヤレスイヤホンを探している方
・作業やゲーム等、全ての作業を同じイヤホン(ワイヤレス)で統一したい人
・2個目(サブ)のイヤホンを探している方
・ゲームは1日2.3時間くらいというカジュアルゲーマーさん
・主な使用場所を屋外で考えている方
・音質や定位感に強い拘りがある方
・長時間(5.6時間以上)ゲームをプレイする方
・低音強めのイヤホンやヘッドホンが苦手な方
まとめ
「VR P10」は全体的にクオリティが高く、使い勝手の良いワイヤレスイヤホンという印象を受けました。
「ゲームでも使えるワイヤレスイヤホンが欲しい」という方にとにかくオススメできます!
原因はまだ分かっていませんが、ゲーム中ごくたまに音が無くなるというのが傷です。
しかし、それ以外は不満なく「作業用にもゲーム用にも使えるイヤホンが欲しい」という自分が求めていたもの満たしてくれたので大変満足しています。
それではよきゲーミングライフを!!
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