「SteelSeriesGG Sonar」の使い方徹底解説
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「SteelSeries」の商品を細かくカスタマイズできる無料ソフトウェア「SteelSeriesGG」。
今回はそのソフトウェアの中の1種、「Sonar」という設定項目を解説いたします。
・「SteelSeriesGG Sonar」の使い方が分からない
・「SteelSeriesGG Sonar」って何ができるの?
この記事を読むことで、このような悩みを解消できると思いますので是非最後までお付き合いください。
動画でも解説しています。
「SteelSeriesGG Sonar」って何ができるの?
最初に「SteelSeriesGG Sonar」(以下Sonar)で何ができるのかというのをザックリ説明しておきます。
・EQ(イコライザー)調整
=ゲームの足音を聞き取りやすくする
・ゲーム音とVCの音を個別に調整
・疑似サラウンド機能の使用
・スマートボリューム(コンプレッサー)機能で音のバランスをコントロール
・VCのノイズカット機能
・マイクにEQがかけれる
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無料で使用できるのにこんなに設定できるのは本当にすごい
「Sonar」でできることは色々ありますが、一番大きいのはやはりEQ調整と疑似サラウンド機能です。
後ほど詳しく解説しますが、本来これらは「DAC(ダック)」や「ゲーミングアンプ」と呼ばれる物を購入して使用する機能です。
しかし、「Sonar」を介すことでこれらの機能が無料で使用できちゃいます!
既にゲーミングアンプを所持しているという方は「アンプ」と「Sonar」を併用することもできるので色々設定を試してみると面白いと思います!
「SteelSeriesGG」のダウンロード・インストール
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「SteelSeriesGG」は公式サイトからダウンロードが可能です。
分かりやすく無料ダウンロードボタンがあるので、そちらをクリック。
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ダウンロードが完了したらファイルを開きます。
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上の写真のような画面がでてきたら「はい」を選択します。
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インストーラーが開くと最初に使用言語を問われます。
デフォルトで日本語が選択されていると思いますので問題なければ「OK」で次に進みます。
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セットアップウィザードが開くので流れに従って進んでいきます。
「次へ」→「同意する」→インストール開始→インストール終了→「次へ」という流れになると思います。
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インストールが無事終わったら「完了」を押します。
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恐らく初回は勝手にソフトが起動し、ログイン画面まで進むと思います。
既に「SteelSeries」のアカウントを持っているという方はこの画面でログインしてください。
アカウントを持っていない方は少々面倒ですが、必ずアカウントを作成してください。
ログインをスキップすることも可能ですが、「Sonar」機能を使用する場合はアカウントが必ず必要になります。
多少手間ですが、無料なのでサクッと作りましょう!
初回セットアップ
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無事にログインができたらソフトウェアの画面左側にある「Sonar」をクリックします。
初回は「セットアップしましょう」的な画面がでてくるのでセットアップしていきます。
このセットアップもサクッと終わるので面倒臭がららずにやっていきましょう!
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「最初にゲーム出力の選択」を問われます。
ここでは実際にゲームをする際に使用するデバイスを選択しましょう。
私の場合は現在「Arctis Nova Pro」を使用しているのでそちらを選択しました。
デバイスは後からでも変更可能なので、間違ったデバイスを選んでしまっても大丈夫です。
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次は「チャット出力の選択」を問われます。
ここではディスコードなどの通話アプリで使用するデバイスを選択します。
ほとんどの方は先程のゲーム出力デバイスと同じデバイスになると思います。
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次にメディアとAUX端子が問われます。
メディアは、モニターのスピーカーや外部スピーカーを選択します。
AUXはスマホ等の外部出力機器があれば選択します。無ければメディアと同じデバイスで問題ありません。
私は外部スピーカー(Razer Nommo)をPC本体直挿しで使用しているのでスピーカーを選択。
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最後はマイクの選択です。
その名の通り使用しているマイクを選択します。
ヘッドセットのマイクを使用している方はヘッドセットのデバイスを選択しましょう。
私の場合はUSB接続の外部マイクを使用しているのでそちらを選択。
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この画面までくると面倒なダウンロード・インストール・セットアップは全て終了です。
お疲れ様です。
PC側(既定のデバイス)の設定
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Sonarを利用するにはPC側の設定(既定のサウンドデバイス)を変更する必要があります。
PC画面右下にある「スピーカーマーク」をクリックして「サウンド出力の選択」をクリックします。
(Windows10の方はスピーカーマーク右クリック→サウンドをクリック)
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ここで既定のデバイス(音をだしたいデバイス)を選択します。
(Windows10の方は、選びたいデバイス右クリック→「既定のデバイスとして設定」をクリック)
大体の場合、ゲームをする時は「SteelSeries Sonar-Gaming」、スピーカーでYouTubeやアマプラを見たい時は「SteelSeries Sonar-Media」を選択しておけば問題ないと思います。
仕方ないことですが、ヘッドセットとスピーカーを切り替えたい時は毎回この操作が必要になります。
ディスコードの設定
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ディスコードを使用している場合はディスコードの設定も変更しておきましょう。
ここでは出力デバイスを「SteelSeries Sonar-Chat」にしましょう。
「SteelSeries Sonar-Gaming」を選択しても問題なく音が出力されると思いますが、ゲーム音とVCの音が個別に調整できなくなります。
Sonar画面各項目の解説
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Sonarの基本画面はこちらになります。
セットアップ時に説明した通りですが、おさらい程度に各項目をサラッと説明しておきます。
マスター=全体のボリューム
ゲーミング=ゲームをする時に使うデバイスを選択
チャット=VC等で使用するデバイスを選択(基本的にゲーミングと同じ)
MEDIA=モニターのスピーカーや外部スピーカーのデバイスを選択
AUX=スマホ等の外部接続機器があればここで選択(私は今のとこ使ったことない)
マイク=使用しているマイクを選択
上画像赤枠の箇所をクリックでデバイスを変更できます。
Sonar画面の上部にある各項目のタブをクリックすると詳細設定画面へ移ります。
ゲーム音のカスタマイズ
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Sonar画面上部のゲーミングタブをクリックするとゲーム音を色々イジれる画面になります。
イコライザーと表示されている画面でEQ調整(各音域の調節)ができます。
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画像矢印の場所をクリックすると様々なゲームタイトルが出てきます。
自分が遊んでるゲームを選ぶだけでそのゲーム向けのイコライザーに変わります。
「イコライザーとかよく分からん!」という方はこのプリセット機能を使用しておけばOKだと思います。
デフォルトの状態から自分好みに変更するもよし、用意されたプリセットをそのまま使うもよし、プリセットを基準に少しだけ自分好みにイジってみるのもよし。
こんな機能が無料で使用できるのは本当にありがたいです。
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プリセット横にある「・」マークを押すとプリセットの新規追加や変更ができたりします。
イヤホンで音楽なんかをよく聴く人はここで自分好みのプリセットを作って保存しておくといいかもしれません。
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イコライザーの画面から下にスクロールすると3つのカスタマイズ項目があります。
SPATIAL AUDIOはいわゆるサラウンド機能です。
サラウンド機能を簡単に説明すると立体音響です。
これを使用すると上下左右の音が分かりやすくなる的な機能です。
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SPATIAL AUDIO機能を使用するかしないかのオンオフ機能。
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ソフトウェア画面でも説明がありますが上のバーをパフォーマンスに振ると定位感が増し、没入感に振ると反響音が増します。
FPSをするならパフォーマンス全振り一択です。
下のバーは音場(音の距離感)を調節できます。
100の状態が広範囲の音を表現してくれるため、FPSだと100推奨です。
(距離のバーに関してはデバイスによって調節不可の場合があるようです。)
SPATIAL AUDIO機能は使用する人やデバイスとの相性がかなりあると思います。
私は結構足音が分かりやすくなる気がしているので使用していますが、感じ方は人それぞれだと思うのでご自身で試してみるのが一番だと思います。
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ここでは全体的な音量調整ができます。
バーを右に動かしていくと音量が上がっていきますが、わざわざここで上げる必要はないかなと思います。
なので基本的にイジる必要はないと思います。
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スマートボリュームは、「小さい音を上げて大きい音を下げて全体の音量バランスを整える」機能です。
この機能もFPSで使用するなら基本的にイジる必要はないと思います。
FPSで使用する場合、極端に言えば「遠い足音」と「近い足音」の音量が一緒になります。
VC(ボイスチャット)音のカスタマイズ
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チャットタブではVCの音をイジることができます。
ここに関しては正直一切イジる必要がないと思いますが、簡単にサラっと説明しておきます。
・イコライザー
ゲーム音同様VCの音をイコライズできます。
・CLEARCAST AI NOISE CANCELLATION
AIが声以外のノイズを勝手に判別して除去してくれるシステム。
バーを動かすことでノイズのカットレベルを調節
・ノイズ除去
バックグラウンドはPCファンの音、インパクトはキーボードの打鍵音などを除去してくれる。
これは通話相手によっては有用かも(周りにファンノイズも打鍵音うるさい人もいないから分からない)
・スマートボイス
ゲーム音同様、小さい音を大きく、大きい音を小さくする機能。
通話相手がよく叫ぶような人の場合は有用かも
・ノイズゲート
一定の音量を超えた時のみ相手の音を受信する機能。バーで一定音量の度合いを調節可能
使いどころとしては通話相手の環境音がうるさい時とか
MEDIA・AUX端子
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MEDIAタブ、AUX端子タブのカスタムに関しては「ゲーム音のカスタマイズ」とほぼほぼ一緒なので割愛します。
私はスピーカーで音楽を再生することがよくあるのでMEDIAタブのイコライザーをドンシャリにイジってます。
マイクのカスタマイズ
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マイクタブはチャットタブとは逆に自分のマイク音をカスタマイズできます。
画面の設定項目はチャットタブと一緒なのでここも説明は割愛します。
Sonarのメリット・デメリット
・無料でEQ調整やサラウンド機能が使用できる
・知識がなくてもゲームに合ったイコライズが瞬時にできる
・SteelSeries製品を所持していなくても使用できる(相性の良い悪いはある)
・ソフトウェアの画面が直感的でカスタマイズし易い
・ヘッドセットとスピーカーで個別のカスタマイズができる
・アカウント登録が必要(無料なので一回登録してしまえば気にする必要なし)
・PCに表示されるデバイス名が長すぎて分かりづらい
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・使用デバイスによっては一部機能に制限がかかる
・インストール場所が選べない
(インストール時、有無を言わさずCドライブにぶち込まれる)
・PC起動時に毎回起動する必要がある
(PC起動時に勝手に起動するように設定すれば解決)
実際にSonarを使用した感想
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実際に「SteelSeriesGG Sonar」を使用し初めて数ヶ月経ちますが、現在でも不満なくバリバリ使用しています。
それくらい完成度の高いソフトウェアです。
細かい足音の位置なども導入前よりハッキリ掴めるようになりました。
(上下の定位感に関してはたまに間違えますが。。。)
色んなヘッドセットでDAC使用とPC直挿しの両方を試しましたが、どちらも音質の改善を感じられました。
もちろんDACを介した方がより聞き取りやすい音になりますが、Sonarを使用するとしないとでは明らかに音質が違います。
色々試した結果良かったと思うデバイスを紹介しておきます。
・アンプ:GemeDac Gen2
・ヘッドセット:「BOSE QC20」or「Arctis Nova Pro」
・ソフトウェア:SteelSeriesGG Sonar
まとめ
今回は「SteelSeriesGG Sonar」の使い方を紹介しました。
「これが無料で使えていいのか!?」というほどクオリティが高いソフトになっています。
無料ということに加えてSteelSeries製品じゃなくても使用できるという点は本当に高評価できると思います。
ゲーミングアンプを所持している方はもちろん、所持していない方にこそ是非インストールして使用してほしいです。
人によっては合う合わないがあると思いますが、無料で今より音が良くなる可能性があるなら試さない手はないと思います!
ステマみたいな文言ですが案件とかは一切なく、私が勝手に褒めちぎってます笑
それでは良きサウンンドライフを!!
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