【SteelSeries Arctis7P+ レビュー】足音がハッキリ分かる!文句無しの最強ワイヤレスヘッドホン
ども、のんたびです。
今回は「SteelSeries」からでている「Arctis7P+」をレビューしていきます。
「Arctis7P+」を実際に半年以上使用して感じたメリットやデメリット、使用感などをお伝えしていきます。
「Arctis7P+」はPS5を意識して作られたモデルですが私はPCでしか使用していません。
PS5での使用を考えている人の参考にはなれないかもしれませんのでご了承ください。
・Arctis7p+が気になってるけど実際どうなの?
・FPSで使えるワイヤレスヘッドセットを探してる
・性能もデザインもイケてるヘッドセットが欲しい
こんな方の参考になると思うので是非最後まで読んでいってください。
レビューをする前にザックリオススメできる人、できない人をまとめておきます。
・FPSで使える「ワイヤレスヘッドセット」を探している方
・「とにかく足音が聞き取りやすい」ヘッドセットが欲しい方
・メガネをかけている方
・ゲーミングアンプを持っていない方
・5.6時間以上続けてゲームする方
・音楽用途にも使いたいと考えいる方
・低音が強いヘッドセットが好みの方
現在は「ArctisNova7」という後継とも言えるモデルが販売されています。
私は所持していないので比較はできませんが、「Arctis7P+」は今でも全然活躍できるクオリティがあると思います。
【結論】足音を聞き取りたいならコレ買っておけば間違いない
実際に半年以上使用した結論からお伝えします。
とにかく足音を聞き取りたいならコレを買っておけば間違いありません。
私はこれまで10台以上のヘッドセットやイヤホンを使用してきました。
ゲーミングアンプと呼ばれる物も何種類か持っています。
「SteelSeries Arctis7P+」は私が今まで使用したヘッドセット、イヤホンの中では一番足音が聞き取りやすいと感じました。
FPS用途に限って言えば、「え、もうコレで良くね?」って感じるレベルです。
無線で取り回しが楽で「ゲーミングアンプ」も不要なのでコレ1台で完結できる点も優秀です。
逆に使用していて一番気になった箇所は長時間使用時の「蒸れ」です。
「SteelSeries Arctis7P+」のイヤーパッドはメッシュ素材を使用していて蒸れにくい素材になっています。
しかし、長時間使用しているとどうしても蒸れてきます。
特に夏場は2時間もしないうちに蒸れてきます。
冬場は3.4時間くらいまでなら全然使用できます。
ヘッドセットが蒸れる問題は「SteelSeries Arctis7P+」に限った話ではないのでこれは仕方ないところかもしれません。
【Arctis7P+】特徴
カタログスペック
ドライバー | 40mmネオディミウムドライバー |
ヘッドフォン周波数 | 20~20,000Hz |
ヘッドフォン感度 | 98dBSPL |
ヘッドフォンの全高調波歪み | 3%未満 |
マイク周波数特性 | 100~6500Hz |
マイク特性 | 双指向性 |
マイク感度 | -38dB/Pa |
マイクインピーダンス | 2200Ω |
バッテリー寿命 | 30時間 |
重量 | 357.5g |
対応機種 | PS4/5 Switch Windows Mac Oculus Quest 2 Android |
前モデルよりパワーアップされたバッテリー寿命
前モデルにあたる「Arctis7P」と比較すると、充電端子がタイプCになり、バッテリー持続時間が24時間から30時間へとアップグレードされています。
充電端子がタイプCになったのは非常にありがたいですね。
バッテリーの持続時間に関しては正直24時間が30時間になっても利便性に大きな差はでないと思います。
急速充電対応
「Arctis7P+」は15分で約3時間の使用が可能になる急速充電に対応しています。
私は充電し忘れてしまうことが割とあるのでこの機能は非常にありがたいです。
「SteelSeriesGG」で細かい設定が可能
「SteelSeries」からでている「SteelSeriesGG」というソフトウェアを使用すればイコライザー等の調整が可能になります。
加えて「SteelSeriesGG」には「Sonar」という音響を細部まで調整できる機能が搭載されています。
この「Sonar」という機能が無料とは思えないほどクオリティが高いので、是非使用してほしい機能です。
ちなみに「Sonar」はSteelSeries製品でなくても使用できます。
Sonarについて解説した記事を上げているので気になる方は是非そちらもご覧ください。
【Arctis7P+】外観
画像は開封後に撮影した画像なので少し雑ですが、本来は綺麗な状態で梱包されています。
デザインは白・黒・青の3色で完全にPS5を意識して作らています。
清潔感がありPC周りに置いても馴染んでくれるデザインだと思います。
今回レビューするのは白モデルですが、黒モデルもあります。
イヤーパッド部分はメッシュ素材でクッション性と通気性を兼ね備えた材質になっています。
私は普段からメガネをかけていますがメガネを装着していても全く気にせず使用することができました。
先程も言いましたが長時間使用時はどうしても蒸れてきます。
・ヘッドセット本体
・説明書
・2.4Ghz接続用ドングル(タイプC)
・USBタイプAtoCケーブル(充電用)
・ドングル延長ケーブル
・専用オーディオケーブル(有線接続時使用)
ドングル延長ケーブルはヘッドセット本体と接続ドングルの距離を縮めるために使用します。
有線接続時に使用するオーディオケーブルはSteelSeries特有の専用端子になっています。
正直この端子は汎用性が低く、挿し込みにくいです。
なぜ3.5mmプラグを採用しなかったのでしょうか。。。
マイク左側には各コントロール系のボタン、端子が備わっています。
ヘッドホンシェア端子はあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ここに別のイヤホンやヘッドホンを接続すれば音を共有することができます。
友達が遊びに来た時などに役立つ機能です。
ヘッドセット右側には電源ボタンとサイドトーン調整ダイヤルが備わっています。
付属のドングルをPC等に挿して電源ボタンを押してあげれば簡単に接続できます。
私はサイドトーン機能要らない派ですが、「Arctis7P+」のサイドトーンはレスポンスが良く使いやすく感じました。
ヘッドセット上部はマジックテープで高さや側圧を調整できるようになっています。
私は大丈夫でしたが、「頭のサイズが大きい方は最大まで伸ばしても窮屈に感じる」というレビューも散見されました。
なので頭のサイズが大きいという方は注意が必要かもしれません。
音質・定位感
音質
音質は中高音にフォーカスを当てたようなチューニングに感じます。
ゲーミングヘッドセットによくある低音が強調されたドンシャリとは異なるチューニングに仕上げていると思います。
かと言って低音が弱すぎることもなく、高音が耳に突き刺さるような音でもなく上品にまとめられている印象です。
FPSで使用してみましたが、音の分離がしっかりしていてグレの爆発音の中でも足音が聞き取りやすく感じました。
良くも悪くも競技シーンを強く意識した癖のあるチューニングなので音楽鑑賞には向きません。
定位感
FPSにおける定位感は非常に良いと感じました。
他のヘッドセットと比べても敵の足音の方向や距離が掴みやすく感じます。
正直定位に関しては「ゲーミングアンプに下手なイヤホンやヘッドセットを繋ぐ(有線)より遥かに良い」と思います。
実際にフレンドとAPEXをしていても私だけが敵の足音に気づいたシーンがいくつもありました。
デフォルトでも十分使いやすいと感じましたが、「Sonar」に入ってあるゲーム用プリセットも優秀です。
ちなみに、私は普段「Sonar」のAPEXプリセットでAPEXを遊んでます。
【Arctis7P+】メリット・デメリット
・足音が聞き取りやすい
・ワイヤレスなので取り回しが楽
・急速充電が便利
・サイドトーンが使いやすい
・対応機種が幅広い
・長時間使用は蒸れる
・音楽鑑賞との併用には向かない
・有線接続時の専用端子が使いづらい
・若干音漏れするので同居人がいる場合は注意が必要
まとめ
「Arctis7P+」は販売開始から少し時間が経過していますが現在でも全然使えるヘッドセットだと感じました。
特に足音が聞き取りやすいヘッドセットを探している方は購入する価値が十分にあると思います。
無線接続がメインなので別途ゲーミングアンプ等を用意する必要がないのもポイントが高いです。
長時間使用する場合は蒸れるので装着時の快適さだけで比べればどうしてもイヤホンに劣ります。
しかしそれを差し引いても得られる恩恵が大きいと感じたので「Arctis7P+」は自信を持ってオススメすることができます。
気になった方は是非購入してご自身の耳で試してみてください!
それでは良きゲーミングライフを!!
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