【SteelSeries GameDacGen2】操作方法・オススメ設定徹底解説

2023年9月2日

ども、のんたびです。

この記事ではSteeSeriesからでている「GameDac Gen2」の操作方法や、オススメの設定などを紹介していきます。

「GameDac Gen2」が単体販売を開始したというのもあって最近使い始めたという方も多いと思います。

GameDac Gen2ってどんな設定にするのがいんだろ

この記事はこういった方の参考になると思います。

おさらい程度に「Gen2」の操作方法から、オススメ設定まで細かく解説していくので是非最後までお付き合いください。

私は約1年ほどGen2を使用しています。

別でレビュー記事もあげているので気になる方は合わせてご覧ください。


初回起動時

初回起動時は英語で操作説明などがされます。

読み進めていくと最後に「あなたEUに住んでる?」みたいなことを聞かれるのでNOを選択しましょう。

ここを「YES」にすると音に制限がかかります。

あれ、そんな設定したっけ?「Yes」にしてたらどうしよ・・・

こういった方は本体のシステムセッティングから「TUTORIAL」を選択することで再選択可能です。

【GameDac Gen2】操作方法と項目の解説

「GameDac Gen2」は操作する箇所が「ダイヤル」「押し込み式ボタン」「タッチ式ボタン」の3箇所しかありません。

「MixAmp」などと比較すると操作は少し直感性に欠けます。

難しい操作は一切ありませんが、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。

押し込み式ボタンを長押しした際に表示される項目について解説していきます。

USB INPUT

「USB INPUT」は背面のUSBポートに接続してある機器の切替が行なえます。

例えばUSB1にPC、USB2にPS5を接続している場合、USB1を選択すればPCが接続先になります。

反対にUSB2を選択すればPS5が接続先になります。

ちなみにPCとPS5の同時接続はできません。

AUDIO OPTIONS

「AUDIO OPTIONS」はその名の通り、音に関する設定が行なえます。

EQUALIZAR(イコライザー)

イコライザーは音質の調整が行なえます。

「イコライザーとかよく分からない」という方はプリセットの中から自分好みの音質を探して選んであげましょう。

「CUSTOM EQ」という項目は自分で好きなようにEQがイジれます。

GAIN(ゲイン)

ゲインは音の信号の大きさを意味します。

特に拘りがないならHIGHで問題ないと思います。

SIDE TONE(サイドトーン)

サイドトーンは自分の声をヘッドセットに取り込む機能です。

ここは好みで調整してもらって大丈夫です。

ちなみにこの機能は「Gen2」に挿してあるヘッドセットのマイクにのみ有効です。

USBマイク等を別途使用している方は反映されません。

MIC VOLUME(マイクボリューム)

マイクボリュームはマイクの音量レベルです。

ここも環境に応じて各自調整してください。

この機能も「Gen2」に挿してあるヘッドセットのマイクにのみ有効です。

USBマイク等を別途使用している方は反映されません。

MIC MUTE(マイクミュート)

マイクミュートはマイクミュート時の操作設定です。

デフォルトだと「DISABLED」になっていると思います。

ヘッドセットマイクを使用している方は「ENABLED」に変更しておくことをオススメします。

恐らく最初の画面(通常時の画面)でタッチ式ボタンをタッチしても何も機能しないと思います。

「ENABLED」に設定しておけば、ここにマイクミュート機能を割り当てることができます。

つまり、「ENABLED」に設定しておくことでワンタッチでミュートすることが可能になります。

 LINE OUT

「LINE OUT」は背面のラインアウトに繋いでいる機器の設定になります。(外部スピーカー等)

「SPEAKERS」はマイク音以外、「STEREAM」はマイク音を含んだ全ての音を出力します。

私も実際に外部スピーカーを接続して試してみましたが、使い勝手が非常に悪く感じました。

というのも「ヘッドセット」と「外部スピーカー」を接続している場合、両方のデバイスから音が出力されます。

そのためヘッドセットでAPEXなどのゲームを遊んでいる場合、ゲーム音がスピーカーからも再生されるようになります。

嘘だろオイ・・・

ヘッドセットとスピーカー両方から同時に音を出したいときってありますか?

私はないです。

スピーカーから音を流したいときはヘッドセットを抜く。

ヘッドセットから音を流したいときは外部スピーカー側の電源もしくはボリュームを0にする。

こうすることで一応対処することは可能ですが、これだとあまりにも使い勝手が悪いです。

タッチボタンで「ヘッドセット」と「スピーカー」の出力先を切り替えるということはできなかったのでしょうか・・・

他の性能が良いだけにここだけは残念です。

(私の使い方が間違っていたらすみません。)

追記:2PCとかだと使い道があるみたいです。

SYSTEM SETTINGS

BRIGHTNESS(ブライトネス)

ブライトネスは画面輝度です。

10段階の中から好みの輝度に調整してください。

DIM SCREEN(ディムスクリーン)

ディムスクリーンは未操作時に何分で画面を暗くするかといった設定です。

ここも好みで問題ありません。

「ABOUT」はファームウェア情報です。

「TUTORIAL」は初回起動時に表示された操作説明が表示されます。

「RESET」は初期化です。

【オススメ設定1】ステレオ最高音質

「GameDacGen2」をステレオで使いたいという方向けの設定を紹介していきます。

(と言ってもステレオの場合は既定のデバイスに気をつけるだけ)

画面右下のスピーカーマークを右クリックしてサウンドの設定を開きます。

(Windows10の方は「サウンド」と表示されると思います。)

「GameDac Gen2」を「既定デバイス」に設定してデバイスをクリックします。

青丸がついているデバイスが現在の既定のデバイスになります。

(Windows10の方は指定のデバイスを右クリックして「既定のデバイスとして設定」でできると思います。)

形式が一番の下の2個のチャネル、24ビット、96000Hz(StudioQuality)」になっていれば設定はOKです。

この設定はゲーム以外にでも使える万能設定です。

私は音楽を聴いたり動画を視聴するときはこの設定を使用しています。

ただし、この設定はチャットMIX機能(ゲーム音とVC音の個別調整)ができないのでそこだけ注意が必要です。

「ゲーム中に瞬時に切り替える」ということは難しいかもしれませんが、音量ミキサーから個別調整することは可能です。

【オススメ設定2】「SPATIAL AUDIO」を使用したSonar

「GameDac Gen2」をバーチャルサラウンド(7.1ch)で使用したい方はSonarというソフトを使用する必要があります。

「Sonar」の使い方は別の記事で詳しく解説しています。

「SteelSeries GG」のインストールから「Sonar」の使用方法まで解説しているので、詳しく知りたい方は是非コチラをご覧ください。

Sonarを使用する場合は、いくつか注意点があるのでまとめておきます。

注意すべき点

・SonarはPCでのみ使用可能(PS4/5等は非対応

・「SteelSeries」のアカウントが必要になる

・「SteeSeriesGG」をバックグラウンドで起動しておく必要がある

・「SPATIAL AUDIO」を使用しない場合、Sonarの使用は非推奨

【注意】「SPATIAL AUDIO」を使用しない場合、Sonarの使用は非推奨

勘違いしやすいですが、「Sonar」は「SPATIAL AUDIO」をオフにしてもステレオにはなりません。

「SteelSeries Sonar」を「既定のデバイス」に設定している限り、Windows側は8個のチャンネル(バーチャルサラウンド)として認識します。

「SPATIAL AUDIO」をオフにすると「8個あるチャンネルのうち2つのチャンネルしか使われていない」ということになります。

「SPATIAL AUDIO」をオフにするとステレオでも7.1chでもない違和感のある音になります。

私の解釈が間違っているだけという可能性もありますが。。。

Sonarを既定のデバイスにしてるけどSPATIAL AUDIOはオフにしてた

こういった方は恐らくSonarを使わず、ステレオの最高音質で使用した方が音が綺麗になると思います。

個人的なオススメ設定

上の画像は私が「GameDac Gen2」と「ArcatisNovaPro」を使用して「APEX」をプレイする時の設定です。

需要があるかは分かりませんが、参考までに載せておきます。

この設定で割と足音を聞けているつもりになっています。(音バグには勝てない)

「ArctisNovaPro」はデフォルだと高音が少し耳に刺さる音なので、APEX用プリセットをベースに高音部分を少し下げて調整しています。

(低音は気持ち上げています)

使用するヘッドセットは気分でコロコロ変えているのでEQ設定はその都度微調整しています。

いずれも基本的にはAPEXプリセットをベースにしてイジっています。

チャットMIX機能が使えない時の対処法

「GameDac Gen2」でチャットMIX機能を使うには以下条件が揃っている必要があります。

チャットMIX機能が使用できる条件

・PCで使用している

・「SteeSeries Sonar-Gaming」が既定のデバイスになっている

・Sonarの設定画面で「ゲーミング」と「チャット」の出力先がGameDacGen2になっている

「既定のデバイスが違うデバイスになっていた」

「Sonarのゲーミング出力はGen2にしてたけど、チャット出力が違うデバイスになっていた」

チャットMIX機能が使えない原因としてはこういったパターンが多いと思います。

まとめ

「GameDac Gen2」の操作性は前作からほぼ変わっておらず、難しい操作などは一切ありません。

一方でバーチャルサラウンドを使用したい場合は「Sonar」というソフトウェアを介す必要があるなど、少し複雑化した点は賛否両論あると思います。

個人的にはステレオで使いたい場合は「GameDac Gen2」、7.1chで使いたい場合は「SteeSeries Sonar~」を既定のデバイスに設定するのが無難という結論に至りました。

Sonarを使用する場合は、「SPATIAL AUDIO」がオンになっているかを確認するようにしましょう。