【Razer BlackShark V2X 】レビュー「軽くて足音も聞こえる‼FPS初心者にオススメのゲーミングヘッドセット」
ども、のんたびです。
今回はRazerの「Black Shark V2X」をレビューしていきます。
BlackShark V2Xって実際どうなの?買う価値ある?
この記事はこんな疑問を持っている方の参考になると思うので是非最後まで読んでいってください‼
先にメリット・デメリットをザックリまとめておきます‼
・安価で初心者の方でも購入しやすい
・PC直刺しでも十分に使える性能(コスパ化け物)
・ヘッドセットの中では軽量で頭、首への負担が少ない
・長時間使用は蒸れる(個人差あり)
・サイズの微調整が難しい
・付属のマイクは取り外しも格納もできない
【結論】軽くて足音も聞こえる‼FPS初心者にオススメのゲーミングヘッドセット
先に結論からお伝えします。
「BlackSharkV2X」は重量が軽く、音質も価格以上、足音もそこそこ聞き取ることができるコスパの良いヘッドセットです。
ゲーミングヘッドセットの中では比較的「音」に癖がなく「音楽、映画、ゲーム」どんなジャンルでも使用できます。
FPSで肝心な「足音」も最低限以上に聞き取ることができます。
その上本体重量がとても軽いので装着していても疲労を感じにくいです。
「Black Shark V2X」は「なるべく安くて良いヘッドセットが欲しい」と考えている方にとてもオススメできる商品です。
音にとことん拘りたいのであれば、ゲーミングアンプを併用したり、より高価なヘッドセットを購入した方が良いかもしれません。
後ほど詳しく消化しますが細かい欠点もいくつか存在します。
ただ致命的と思える欠点はなく個人的には許容範囲です。
【Black Shark V2X】特徴
イヤーパッド | レザー |
ヘッドホンタイプ | 密閉型 |
ドライバー | RAZER TRIFORCE チタン 50MM ドライバー |
感度 | 105dB±3dB |
周波数特性 | 12Hz~28kHz |
インピーダンス | 32Ω |
マイク集音特性 | 単一指向性 |
ケーブル長 | 1.3m(分離ケーブル1.5m) |
接続方法 | 3.5mmプラグ |
対応機種 | PC(Windows&Mac)/PS4.5/switch/Xbox |
本体重量(ケーブル/マイク含む)は実測で256.5g‼
「BlackShark V2X」は実測値で約256gとヘッドセットの中ではかなり軽量な部類になります。
公式は240gと発表しているので誤差が多少目立ちますがいずれにせよ軽いです。
「BlackShark V2X」はこの軽さが非常に魅力で、他のヘッドセットと比べて長時間ゲームプレイした際の「頭」「首」の疲労感がかなり少なく感じます。
(軽いと言ってもイヤホンと比較するとどうしても疲労感はあります)
RAZER TRIFORCE チタン 50MM ドライバー
「BlackShark V2X」はRazerが独自で作った「RAZER TRIFORCE チタン」という50mmドライバーが採用されています。
ドライバーは平たく言うと「音を出す部分」です。
ドライバーの良し悪しでヘッドセットの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。
公式サイトには、「音をクリアに届ける」「低音・中音・高音を個別にフォーカスできる」「軽量化にも拘った」的なことが書かれています。
確かに音質・定位感ともにクオリティが高いと感じました。
音質については後ほど詳しくレビューします。
7.1chサラウンドが体感できる(Win10/64bit環境のみ)
Razerがだしている「7.1ch SURROUNDS SOUND」というソフトウェアを使用すればゲーミングアンプ等を使用しなくてもバーチャルサラウンドが使用できます。
「BlackShark V2X」にはアクティベーションコードというコードが記された紙が同封されています。
コードをソフトウェア上で入力すれば使用できるようになります。
ただしこのバーチャルサラウンドは「Windows10/64bit」環境でないと使用できません。
私はWindows11を使用していて推奨動作環境ではありませんが、一応試してみました。
結果は「音がでない」「ノイズがひどい」といった不具合だらけでとても使用できるモノではありませんでした。
なので私はこのバーチャルサラウンドを試すことができませんでした。
【Black Shark V2X】外観
・ヘッドセット本体
・入出力分岐ケーブル(1.5m)
・説明書類
・アクティベーションコードカード
・布製巾着
側圧(ヘッドセットの締め付け具合)はそこまで強くなく、あまり気にならない程度かと思います。
使い始めこそ多少違和感を覚える場合もあるかもしれませんが、使用しているうちに慣れていきます。
ヘッドセット左側に音量調整ダイヤルとマイクがついています。
イヤーカップは大きめで耳がすっぽり入るサイズです。
耳がイヤーカップに潰されて痛くなるといったことはないと思います。
左側の後ろにはマイクミュートボタンがついています。
ヘッドセット右側には特に何もありません。
(両サイドにRazerのロゴがあります)
ヘッドセットのサイズは無段階式の調整となっています。
メモリなどがついてないのでその都度フィーリングで調整する必要があります。
「調子機構が緩くてサイズが頻繁に変わる」というような心配はありませんが、装着の際にモノにあたってサイズがズレてしまうということがたまにあります。
バンドの部分はPUレザー素材のクッションが使われています。
わりとふかふかでクッション性は高いです。
イヤーカップはヘッドバンド部分よりサラサラした通気性の良い素材が使われています。
つけ心地は悪くありませんが、長時間使用しているとどうしても蒸れてきます。
ヘッドバンド上部にはRAZERの文字が目立たないように入っています。
マイクは着脱不可・音質は普通
マイクはヘッドセット左側についており、「着脱」「格納」はできない仕様になっています。
マイクは針金のように上下左右曲げられるようになっているので位置の調整はしやすいです。
マイク音質に関しては可もなく不可もなく「普通」といった感じです。
「VCができれば何でもいい」という方は不満なく使用できると思います。
音質が良いとはお世辞にも言えないのでマイク音質に拘りたい場合は別途外部マイクを用意するのが吉です。
音質・定位感
「BlackShark V2X」の音質は「フラット寄りだけどちょいドンシャリ」といった印象を受けました。
ゲーミングヘッドセットにありがちな、「低音」と「高音」を強調させまくるといった極端なチューニングはされておらず、どちらかというとフラット寄りなチューニングに感じます。
(少しだけ低音が強調されているような気もする)
低音~高音まで聞き取りにくいと感じる音域は特になく、「音楽」「映画」「ゲーム」どんな用途にも使用できると思います。
音の解像感はとても良いとは言えませんが、6千円という値段を考えると十分クリアに聞こえるように感じます。
ゲーミングアンプ等を介すと音質はよりクリアになります。
定位感
「BlackSharkV2X」の定位感は音質以上にクオリティが高いと感じました。
「定位感」は敵の位置や距離を把握するのにとても重要な要素です。
音の上下左右の方向はもちろん、自分と敵の距離感などもある程度掴むことが可能です。
私は主にAPEXをプレイしていますが、PC直挿しでも普通に使用できるレベルだと感じました。
正直、1万円台のヘッドセットにも劣らない性能をもっています。
しいて悪い箇所を言うのであれば、色んな音が重なった際の「分離感」はあまり良くありません。
銃声やウルトの音等が重なった際はごちゃごちゃして音が聞き取りづらく感じました。
しかし、これはPC直挿しの環境であればどのヘッドセットを使用しても感じることです。
なので「重要な音はできるだけ逃したくない」という方はゲーミングアンプ等の導入をオススメします。
オススメできる人・できない人
・なるべく安く性能の良いヘッドセットを探している方
・初めてゲーミングセットを購入する方
・軽いヘッドセットを探している方
・性能に一切の妥協をしたくない方
・PC本体から距離が離れている方
(3.5mm延長ケーブルを用意すれば解決できる)
まとめ
・音質/定位感ともにPC直刺しでも十分に使える性能(コスパ化け物)
・ヘッドセットの中では軽量で頭、首への負担が少ない
・安価で初心者の方でも購入しやすい
・長時間使用は蒸れる(個人差あり)
・サイズ微調整が難しい
・付属のマイクは取り外しも格納もできない
冒頭にも述べましたが「BlackSharkV2X」は重量が軽く、音質も悪くなく、足音もそこそこ聞き取ることができるコスパの良いヘッドセットです。
「音の分離感」という面では多少不満がありますが、価格を考えると申し分ない性能です。
とりあえず「ヘッドセット何を買えばよいか分からない」という方はコレを買っておけば間違いない製品だと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではよきゲーミングライフを‼
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