【SENNHEISER HD599SEレビュー】FPSでも音楽でも大活躍‼️装着感抜群の開放型ヘッドホン
ども、のんたびです。
この記事では老舗オーディオブランド「SENNHEISER」からでている「HD599SE」をゲーマー目線でレビューしていきます。
開放型ヘッドセットが気になっている
そもそも開放型って何?FPSで使えるの?
この記事はこのような悩みをお持ちの方の参考になると思います。
是非最後まで読んでいってください‼️
最初にメリット・デメリットをザックリまとめてレビューしていきます
・長時間使用でも疲れにくい装着感
・癖のないフラットなサウンドだからFPSでも音楽でも何でもござれ
・高音の抜けが良くて耳が幸せになる
・遮音性が低い&音漏れする
・見た目が安っぽい
・購入するタイミングを見極める必要がある
【結論】FPSでも音楽でも大活躍‼️装着感抜群の開放型ヘッドホン
最初に結論からお伝えします。
「HD599SE」はFPS、音楽、映画鑑賞、ジャンル問わず使えるとても優秀なヘッドホンです‼️
本体重量も軽く装着感もかなり良いので長時間使用でも疲れにくいです。
(私は音のプロではありませんが大学で音楽を専攻していたので一般の人よりは耳に自信があります。)
ゲーミングヘッドセットにありがちな「低音」と「高音」を強めたような癖のあるチューニングはなく、良くも悪くもフラットな音質なので使用用途は選びません。
FPSにおいて重要な「足音」や「蘇生音」といった音もしっかり聞き取ることができます。
音の位置の正確さを表す「定位感」もかなり良く感じます。
安価なヘッドセットにありがちな「グレの爆発音等がこもってしまう」「銃声が耳に突き刺さるような音で疲れる」といったことももちろんありません。
ただし、万人にオススメできるヘッドホンではなく使用する人と環境を選びます。
開放型ヘッドホンのデメリットである「音漏れ」と「遮音性の低さ」はしっかり残っています。
一人暮らしの方であれば大した問題になりませんが、家族など同居人が居る場合は使用できる場面に制限がかかるかもしれません。
そもそも開放型/密閉型とは
そもそも開放型と密閉型の違いが分からない方もいると思います。
細かく解説すると色々ありますが一番大きな違いは「遮音性」です。
密閉型は「音を閉じ込める」というイメージに対して、開放型は「音の抜けを良くする」というイメージです。
ゲーミングヘッドセットと呼ばれている大半は密閉型になっています。
密閉型は耳を密閉する構造で外に音が漏れないようになっています。
密閉型の傾向として「音漏れしない」「迫力ある音を出しやすい」というメリットがあります。
反対にデメリットは「音が籠もって聞こえる」「装着した際に圧迫感を感じやすい」等が挙げられます。
開放型は簡単に言えば音が外に抜けるような構造になっています。
一概には言えませんが、傾向として「音場が広くなる」「高音がクリアに聞こえる」というメリットがあります。
反対にデメリットは「音漏れ」「低音が弱く感じる」等が挙げられます。
【HD599SE】外観・特徴
イヤーパッド | ベロア生地(?) |
タイプ | 開放型 |
感度 | 106dB |
周波数特性 | 12~38,500 Hz |
インピーダンス | 50Ω |
ケーブル長 | 3.0m(6.3mmステレオ標準プラグ) 1.2m(3.5mmステレオミニプラグ) |
私はAmazonで購入しましたが外箱はかなりシンプルで味気ない感じがします。
無駄にパッケージに力こめて本体価格が高くなってしまうパターンより全然良いと思います。
・ヘッドホン本体
・6.3mmプラグ(約3m)
・3.5mmプラグ(約1.2m)
・変換プラグ(6.3mm→3.5mm)
・説明書
同梱物の内容に不満はありませんが3.5mmプラグの長さが1.2mと少し短いので使用環境によっては使いづらいかもしれません。
側面は全体的にプラスチック感が強く、正直安っぽく見えます。。。
開放型というだけあってハウジング部分にプツプツと穴が開いてます。
この構造のおかげで音の抜けが良く綺麗な音を耳に届けてくれます。
ヘッドホン左側にあるプラグは着脱が可能です。
ケーブルが断線などを起こしてもケーブルだけ買い替えることができるので安心です。
イヤーパッドはベロア生地のような触り心地でとてもふかふかしています。
側圧も弱めで装着感はかなり良いです。
私はヘッドホンなど装着すると耳周りがすぐ蒸れてしまうタイプの人間なので、使用前は正直蒸れそうだなと思ってましたが全然そんなことはありませんでした。
イヤーパッドがメッシュ生地になっている「SteelSeriesのArctisシリーズ」より蒸れにくいと感じます。
適温の室内で使用する分には蒸れを心配する必要な無いと思います(真夏の環境下は未知)。
ヘッドバンドは合皮でしわしわな質感です。
クッション性も十分にあるので頭頂部が痛くなるみたいなことはないと思います。
ヘッドバンドの長さ調整はよくある伸縮するタイプです。
私の頭は恐らく成人男性の平均的サイズだと思いますがベルトを最大まで伸ばすとかなりぶかぶかになります。
サイズはかなり調整幅があるので割とどんな方にも対応する思います。
【HD599SE】音質・定位感
「HD599SE」の音質はフラットで高音の抜けが心地よいサウンドに感じます。
分離感も悪くなく、音楽を聴いても1つ1つの音がハッキリ聞こえます。
ただ、高音の抜けが心地よく感じるのはアンプを介した場合に限ります。
「HD599SE」はPC直刺しだと少し低音が強く、中高音が埋もれやすく感じます。
それでも1万前後のゲーミングヘッドセットと比べると格段に音質は良いです。
PC直刺しでも十分綺麗な音だと思いますが、アンプなどを介すとより真価を発揮してくれるかと思います。
定位感
「定位感」は音が鳴っている位置を表すもので、FPSに限って言えば「音質」より「定位感」の方が重要だったりします。
「HD599SE」は音質もさることながら定位感も非常に良いと感じます。
私は主にAPEXをプレイしていますが、屋内屋外どちらの場面でもある程度音の位置を正確に捉えることができました。
「建物の上下」や「斜め後方」といった掴みづらい距離感はたまに位置把握にミスが生じますが、これはどんなヘッドホンを使用してもあることなのでさほど減点対象にはならないかなと感じます。
少なくともはヘッドホンのせいにできないくらいには足音を聞き取ることができます。
(APEXはノーオーディオのときがあるのでそればっかりはどうしようもありません笑)
【HD599SE】気になる点・注意点
遮音性が低い&音漏れする
開放型という性質上どうしても使用していると音漏れしますし、遮音性もかなり低いです。
音漏れは覚悟の上で購入しましたが想像以上に遮音効果も低いです。
ロボット掃除機や洗濯機を回しているとそっちの音が気になってヘッドホンからでている音に集中できません。
なので使用環境の周りでよくノイズが発生する場合は注意が必要です。
これは本機に限らず開放型ヘッドホン共通の弱点だと思います。
見た目が安っぽい
「HD599SE」は定価が約3万円と少しお高め商品の割にデザインはとても安っぽく見えます。
性能に直結する部分ではありませんが、もう少し高級感漂うデザインが望ましかったです。
ヘッドセットから乗り換える場合はマイクの用意が必要
HD599SEにはマイクがありません。
なのでヘッドセットのマイクを使用しているという方は別途USBマイク等を購入する必要があります。
正直ヘッドセットについているマイクの音質はどれも微妙なのでこれを機にマイクも一緒に揃えるのもアリかもしれません。
購入する時期を見極める必要がある
「HD599SE」はAmazonセール時に半額に近い価格になることがあります。
これは気になる点というよりはお得情報かもしれません笑
定価で買ってしまうと少し損した気持ちになるので購入時はAmazonのセール時が狙い目かもしれません。
(私はAmazonセール時に約1万5千円ほどで購入しました。)
まとめ
・開放型ヘッドホンをまだ使用したことがない方
・ゲームと音楽兼用で使える高音質ヘッドホンを探している方
・今のヘッドホンの装着感に不満がある方
・家族など同居人がいる方
・重低音を楽しみたい方
・デザインに高級感を求めている方
冒頭にも書いたとおり「HD599SE」は「HD599SE」はFPS、音楽、映画鑑賞、ジャンル問わず使えるとても優秀なヘッドホンです‼️
開放型ヘッドホンということでどうしても使用する人と環境を選んでしまうヘッドホンですが、性能面に関しては一切不満のないクオリティだと感じました。
HD599SEを購入する場合は「マイクの有無」と「購入時期」を考える必要があるのでそこは注意が必要です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは良きゲーミングライフを‼️
最近のコメント