【コレさえ見れば完璧!】RazerSynapse3使い方解説(マウス編)
どうも、のんたびです。
この記事では「RazerSynapse3(レーザーシナプス3)」の使い方を解説していきます。
今回はマウス編ということで主にRazerのマウスを使用している方向けの情報になります。
・Razer製品のマウスを使ってるけどRazerSynapse3を使ってない
・Razerのマウスを初めて買ったけどRazerSynapse3の使い方がよく分からない
・RazerSynapse3はインストールしてるけど全然使ってない
これらが1つでも当てはまった方は参考になると思うので是非最後まで読んでいってください!
RazerSynapse3とは?
「そもそもRazerSynapse3って何?」という方に簡単に説明しておきます。
・Razer製品のデバイス(マウスやキーボード)を細かく設定できる無料のソフトウェア
・利用にはアカウント登録が必要だが料金など一切かからず完全無料
・Razer製品を使用している人は使わない理由がない
RazerSynapse3でできること
「RazerSynapse3で何ができるの?」という方もいると思うのでRazerSynapse3でできることをザックリまとめておきます。
・ボタンのカスタマイズ(ボタン割当)
・DPI(感度)に関する設定
・ポーリングレートの変更
・ライティング(ライティング対応マウスのみ)
・LOD変更
・手動較正
・パワーセーブ&低電力モード(ワイヤレスマウスのみ)
・プロファイルごとのマウス設定
今回は私が今使用している「DeathAdderV2Pro」を例に解説していきます。
商品によって設定できる項目が多少異なると思いますがそこはご了承ください。
インストール方法を紹介した後、各項目の設定を解説していきます。
「RazerSynapse3」インストール方法
「RazerSynapse3がPCに入ってない」という方向けにサクッとインストール手順を解説していきます。
既にインストール済という方は読み飛ばしてもらって大丈夫です。
STEP1:ダウンロード
RazerSynapseのダウンロードページに飛んで「今すぐダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが終わったらファイルを開きます。
STEP2:インストール
ファイルを開くとこのようなインストーラーが立ち上がります。
インストールするソフトウェアを選択しろ言われますが「RAZERSYNAPSE」にチェックが入っていればあとは何でも大丈夫です。
あとから入れることも可能なので、余計なものはインストールしたくないという方は「RAZERSYNAPSE」以外チェックを外しましょう。
STEP3:「RAZER CORTEX」をインストールするか否か
またも、付属ソフトウェアのインストールを勧めてきます。
「RAZER CORTEX」はゲームパフォーマンスを向上させるためのソフトウェアです。
私は使用しないので今回は「スキップして続行」を押して続けていきます。
気になる方は入れてみても良いと思います。
STEP4:インストール待機
ここまできてようやくインストールが開始します。
この画面で終わるまで待機します。
STEP5:「さあ、始めましょう!」をクリックする
「RAZERSYNAPSE を起動する」にチェックが入っていることを確認して「さあ、始めましょう!」をクリックします。
STEP6:アカウント登録
起動したらログイン画面がでてくるのでここでログインorアカウント登録をします。
私はグーグルアカウントで登録しました。
アカウント登録しておくことでPCを買い替えた際や自宅以外の環境(ネカフェやオフイベ等)でも設定が保存されます。
なのでなるべくアカウント登録はしておきましょう。(ゲストとして続けるは非推奨)
無事ログインできるとこのような画面がでてきます。
面倒な方は「スキップ」、見たい方は「次へ」を押しましょう。
これでインストールは無事終わりです。お疲れ様でした。
カスタマイズ(ボタン割り当て)
繰り返しになりますが、今回は「DeathAdderV2Pro」を使用して解説していきます。
この画面で各ボタンの割当を変更できます。
例えば「感度ステージアップ、ダウン」のボタンを「音量アップ、ダウン」に変更するといったことが可能です。
設定方法
変更したいボタンをクリックします。
画面左側に割当可能な役割が表示されるので希望の役割を選択します。
(画像では感度ステージアップ、ダウンを音量アップ、ダウンにしています。)
これで設定を保存するとボタンの割当が変更されます。
Hypershift(ハイパーシフト)
RazerSynapse3は各ボタンに違う役割を持たせることができる「Hypershift」という機能があります。
こちらの機能については解説が少し長くなってしまうので、別の記事にて解説しています。
気になる方は是非読んでいってください。
パフォーマンス
パフォーマンスは感度とポーリングレートを設定できます。
感度
感度ではマウス感度と感度のステージ数が設定可能です。
製品によってはX軸とY軸で異なる感度に設定することも可能です。
マウスのボタンに「感度ステージアップ、ダウン」の割当をしている場合、このステージをボタン1つで行き来できるようになります。
「感度なんて変えることない」という方は感度ステージをOFFにしてDPIを固定にすることもできます。
X軸Y軸を有効にする
ここにチェックを入れると縦方向と横方向で異なる感度に設定することが可能です。
この機能は変な癖がつきそうで怖いので私は使用していません。
ポーリングレート
ポーリングレートは「1秒間にマウスが何回PCに情報を送信するか」みたいな数値です。
この数値は高ければ高いほど精度が良くなるので設定可能な最高値にしておきましょう。
ライティング
ライティングに対応しているマウスだとここでライティング(光り方)の細かい設定ができます。
明るさ
文字通りライティングの明るさを調整できます。
ライティングをオフにする
テキストの条件下でライティングをオフにするかどうかの設定です。
ここは好みで良いと思います。
ちなみにアイドル状態とはマウスが使用されていない時のことです。
効果
ここで光り方や色を変更できます。
ここは言葉で説明するより実際にイジりながらマウスの光り方を自分の目で確認した方が確かだと思います。
拘りたい方は是非色々触って自分好みのライティングを設定してください。
少しでもバッテリー消費を抑えたい方はOFF推奨です。
較正
手動較正
使っているマウスパッドに合わせてトラッキング精度を向上させてくれる項目です。
サーフェスディスタンスはLoD(リフトオフディスタンス)のことです。
マウスとマウスパッドが離れた際に反応しなくなる距離のことです。
この距離が長すぎるとマウスを持ち上げたときに意図しないトラッキングが起こり得るのでLoDは短い方が良いとされています。
私は複数枚マウスパッドを所有しているのでいくつか追加してマウスをブンブン振り回したりAIMテスト等を試してみましたが、あまり違いを感じることはできませんでした。
正直あまり設定する必要はない項目なのかなと思います。
スマートトラッキング
スマートトラッキングは先程説明したLoDの値を調整できます。
LoDはなるべく短い方が良いので設定できる最低値にしておけば問題ありません。
「配置する表面にかかわらず」と記載してあるので恐らくこっちを設定しておけば手動較正をイジる必要はないと思います。
パワー
ここはワイヤレスマウス限定の項目でバッテリーに関する設定ができます。
ワイヤレスパワーセーブ
マウス未操作時、何分で(マウスの)スリープモードに入るかの設定です。
ここは好みで問題ないと思いますが、長すぎるとバッテリー持ちが少し悪くなる可能性があります。
低電力モード
高い値にしておくとバッテリー残量が少なくなった時にマウスの性能がガクッと落ちるのでゲーマーは低く設定しておくことをオススメします。
プロファイルの設定
RazerSynapse3はプロファイルの設定が可能です。
プロファイルを設定しておけばマウスの設定を瞬時に切り替えることが可能になります。
例えば「普段はDPI(感度)1400だけど、ゲーム中はDPIを800にする」というような設定が可能になります。
感度に限らずボタン割当やライティング等もプロファイルで瞬時に切り替えることが可能になります。
STEP1:プロファイルを作成
1、RazerSynapse3画面上部のプロファイルタブを選択
2、使用しているマウスを選択
3、「+」マークを押す
これで新しいプロファイルが作成されます。
STEP2:プロファイル名を変えておく
プロファイルを作成すると画像のようによく分からない名前のプロファイルが追加されます。
プロファイル名の横にある「・・・」を押すと名前変更ができるので区別しやすい名前にしておきましょう。
ゲームプレイ時に使いたい設定なので、「ゲーム用」というプロファイル名に変えました。
もちろん自分が把握できる名前だったら何でも大丈夫です。
STEP3:プロファイルを選んで変更したい項目を設定する
今回はゲームプレイ時にDPIが800になるように設定します。
感度設定の画面に飛んで、プロファイルから「ゲーム用」を選択して感度を変更します。
デフォルトのプロファイルはDPI1200にしていますが、ゲーム用はDPIを800にしました。
これで設定は完了です。
ボタン割当を変えたい場合なんかも同じ要領で行います。
STEP4:任意のボタンにプロファイル切替ボタンを設定しておく
任意のボタンにプロファイル切替を割り当てておくとワンタッチでプロファイルが切り替わるようになります。
上の画像2枚のように各プロファイルで異なるプロファイルを呼びだせるよう設定しておくとワンタッチでプロファイル切替が可能になります。
この設定はゲーム以外でも活用できます。
例えば動画編集者さんなんかは動画編集用のプロファイルを作成して、色々コマンドを割り当てておけば操作の幅が広がると思います。
更にHypershiftと組み合わせて使えばもっとできることが増えると思います。
ゲームリンクでプロファイルが自動で切り替わる
RazerSynapse3はプロファイルとゲームをリンクさせることも可能です。
例えば、「ゲーム用」プロファイルと「APEX」をリンクさせるとします。
すると他のプロファイルを使用していてもAPEXが起動した瞬間ゲーム用プロファイルに切り替わるようになります。
(左上はSteam版、右側がEA版)
このようにプロファイルとゲームをリンクさせておけば指定したゲームが起動した瞬間にリンクしているプロファイルに切り替わります。
ゲームと通常時のプロファイルを分けている人にとってはとてもありがたい機能です。
まとめ
Razer製品のデバイスを使用している方はRazerSynapse3を使用することで快適かつ便利な操作が可能になります。
特にハイパーシフトやプロファイル毎の設定なんかは汎用性が高く、多種多様な役割を持たすことができるのでRazerのマウスを使用している方は是非一度使ってみることをオススメします。
RazerSynapse3を常に起動しておかないといけない点が唯一デメリットかなと感じます。
重たいソフトというわけではないのでWindowsの設定でPC起動時にRazerSynapseを起動するよう設定しておけば何の手間もかかりません。(たまにアップデートが入ったりするのが鬱陶しいですが。)
PC起動時にRazerSynapseを起動する設定方法も「Hypershift(ハイパーシフト)」の使い方解説の記事で紹介しているので併せて読んでください。
いずれにせよ無料で利用できるソフトなので使わない手はありません。
この記事がここまで読んでくださった皆さんの参考になれば幸いです。
それでは良きゲーミングライフを!!
最近のコメント