【Razer DeathAdder V2Pro レビュー】重量以外はまだまだ現役のマウス
ども、のんたびです。
今回は「Razer DeathAdder V2 Pro」をレビューしていきます。
使用期間は4ヶ月ほどです。
・DeathAdder V2 Proが気になってるけど実際どうなの?
・登場から時間経ってるけど今(20235月時点)でも買う価値アリ?
この記事を読むことによってこのような悩みが解消されると思います。
実際の使用感やオススメできる人できない人なども紹介するので是非最後までお付き合いください。
【結論】重量以外は完璧なマウス
最初に結論から言います。
「DeathAdder V2 Pro」は現在でも全然使える優秀なマウスだと感じます。
しかし、最近のゲーミングマウス業界のトレンドである「軽量」からは少し離れています。
なので重量を気にする人にはオススメできません。
また、現在は「DeathAdder V3 Pro」という後継モデルも販売されています。
最新モデルなだけあってスペック上では今回紹介するV2Proを遥かに上回っています。
その分値段も跳ね上がってますが。。。
強気な価格設定な気もしますが予算に余裕がある方なら「V3 Pro」の方をオススメします。
コスパを求めるなら今回紹介する「V2 Pro」で十分だと思います。
↓「DeathAdder V3Pro」↓
「Razer DeathAdder V2 Pro」外観・特徴
カタログスペック
形状 | エルゴノミクス(左右非対称) |
センサー | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
スイッチ | Razer オプティカルマウススイッチ |
DPI(マウス感度) | 100~20000まで対応(50刻みで変更可) |
ポーリングレート | 125/500/1000 |
ボタン数 | 8箇所(1箇所は背面なので実質7) |
接続方法 | 2.4GHz Wireless接続 Bluetooth接続 有線接続 |
バッテリー寿命 | 2.4GHz接続時:最大70時間 Bluetooth接続時:120時間 |
動作寿命 | 7000万クリック |
RGBライティング | 有(専用ソフトウェアでカスタマイズ可) |
サイズ | 127mm(縦)×61.7mm(幅)×42.7mm(高) |
重量 | 88g(実寸値86.7g) |
ケーブル | タイプ:布巻 長さ:1.8m |
・マウス本体(背面にUSBレシーバー付属)
・本体収納袋
・充電ケーブル(有線接続ケーブル)
・USB延長ドングル
・説明書
付属のケーブルは片方がUSBタイプA、もう片方がmicroUSBになっています。
現在はタイプCが当たり前になってきているのでmicroUSBなのは少し痛手かもしれません。
マウスのサイズ感は全長127mmと平均的なサイズになります。
特別大きいサイズではありませんが、手が小さい方は少し大きく感じるかもしれません。
重量は公式が発表している値は88gですが、実寸では86.7gでした。
個体によって±1~2gほどの誤差があると考えた方がいいかもしれません。
「DeathAdder V2 Pro」は自然と手にフィットするエルゴノミクス形状になっています。
左(クリックボタン)から右にかけて傾斜がついており右手での使用が前提とされています。
側面はラバー素材になっており滑り止め加工が施されています。
この加工のおかげでマウスを持った際のグリップ力はかなり高いです。
右側面は大きめのサイドボタンが2つついています。
大きくて分かりやすいので非常に押しやすく感じます。
背面にはUSBレシーバー格納場所とPROFILE(プロファイル)ボタン、接続の切替スイッチが備わっています。
マウスを複数台持つデバイスヲタクになってくると似たようなレシーバーが増えてくるので本体に格納できるのは地味に嬉しいポイントです。
私は特に使用していませんが、プロファイルボタンは専用ソフトで任意の役割を割り当てることができます。
ソールは上部に2枚、下部に1枚貼られています。
私の場合ソールに不満は感じませんでしたが、拘りがある人は別のソールに張替えるのもアリだと思います。
「DeathAdder V2Pro」に限らず、ワイヤレスマウスはレシーバーと本体の距離が近ければ近いほど接続が安定します。
なので付属の延長ドングルを用いてUSBレシーバーとマウスの距離を近づけてあげましょう。
接続は「PC本体>>充電ケーブル>>延長ドングル>>USBレシーバー>>マウス」といった形になります。
充電をする際は充電ケーブルのmicroUSB部分を延長ドングルから外して直接マウスに繋げます。
「DeathAdder V2Pro」には付属していませんが、Razerは「充電ドック」というアクセサリも販売しています。
これがあれば、延長ドングルの役割且つ置くだけ充電が可能になるので持っていると利便性はかなり上がります。
充電する度にケーブルを抜き差しするの地味に面倒だからこれは本当に便利
「Razer DeathAdder V2 Pro」持ち方と相性
かぶせ持ち
「かぶせ持ち」は本当に相性が良いです。
マウスに手を乗せたら自然と手がフィットしてくれます。
「かぶせ持ち」の方は購入しても損しないと断言できます。
つかみ持ち
つかみ持ちとの相性は可もなく不可もなくといった感じです。
個人的な感想としては「全然使えるけどつかみ持ちなら他のマウスでもいいような。。。」といった感じです。
つまみ持ち
「つまみ持ち」とは相性最悪でした。
「DeathAdder V2 Pro」は先端から中央のコブに向けてクリック感が固く押しにくくなっていきます。
他の持ち方に比べるとつまみ持ちはクリックを押す箇所が気持ち後ろになるのでクリックを少し押しづらく感じます。
指の位置を調整しながら何度か試しましたが、「ココだ!」みたいなポジションが無く指の位置が迷子になります。
そもそも傾向としてつまみ持ちは左右対称デザインのマウスと相性が良いので、ここに関してはしょうがない部分かなと感じます。
クリック感・音
メインのクリック音に関しては、うるさいとも静かとも言えないくらいの標準的な音です。
サイドボタンのクリック音は比較的静かだと思います。
クリックの深さは少し深めでしっかり押し込んだ感覚があります。
浅めのクリック感が好きな人は少し違和感があるかもしれません。
ホイールの滑り具合は抵抗感が強い構造でコリッとした感覚があります。
ホイールのクリック音は標準的です。
コリコリしたホイールが好きな方にはオススメできます。
逆に滑らかなホイールが好みの方は違和感があるかもしれません。
Razer Synapse3で細かい設定が可能
「DeathAdder V2Pro」は「Razer Synapse3」というソフトウェアをインストールすることで細かく設定をカスタマイズできます。
「Razer Synapse3」を使って設定できる項目をまとめておきます。
・各ボタンの役割変更(設定次第ではコピペなんかもマウスだけで可能)
・DPI(感度)
・ポーリングレート
・マウスプロパティ
・ライティング(マウスの光らせ方)
・スマートトラッキング(LODの変更)
・手動較正
(使ってるマウスパッドに合わせて正確なトラッキングが可能になる・・・らしい)
・ワイヤレスパワーセーブ
(スリープモードにするまでのアイドル時間)
・低電力モード
今回はレビュー記事なので細かい設定方法等は省きます。
「DeathAdder V2Pro」の良かった点・悪かった点
・かぶせ持ちの人には最高のフィット感
・両側面に滑り止め加工が施されてグリップ力が高い
・サイドボタンが大きくて押しやすい
・レシーバー収納箇所があるのは地味に嬉しい
・初心者から上級者まで手が出しやすい価格設定
・最近のマウスと比べると重量が気になる
・充電ドックが便利なだけに別売りなのが残念
オススメできる人・できない人
・Razer好きな方
・コスパの良いマウスを探している人
・左右非対称型のマウスが好みの方
・マウスにグリップ力を求めている方
・マウスに軽さを求めている方
・手が小さい方
・つまみ持ちの方
私は手首にあるシワから中指の先端までがザックリ17.5cmくらいです。
成人男性の平均より少し小さいくらいサイズですが持ちにくさは全然感じませんでした。
手のひらが16cm台だともしかしたらマウスが大きすぎると感じてしまうかもしれません。
「自分の手が小さいのか平均なのか分からない・・・」という方の参考になれば幸いです。
まとめ
「DeathAdder V2Pro」は全体的に完成度の高いマウスだと感じます。
最近のゲーミングマウスは「軽さこそ正義」という感じなので本製品は時代遅れ感も否めませんが、まだまだ現役で使えるマウスだと思います。
価格も時期によって多少変動してますが、大体1万円を切る価格なのでコスパ面も非常に評価できます。
充電ドックが単体購入だと割高に感じるのでセット販売もあれば尚良かったなと思いました。
一応サードパーティー製の充電ドックが純正の半額ほどの値段で売られているので充電ドックを使ってみたい方はそちらを試してみてもいいかもしれません。
もちろん純正ではないのであくまで自己責任でお願いします。
それではよきゲーミングライフを!!
↓サードパーティー製の充電ドック↓
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