【Razer BlackWidow Lite】レビュー「コスパ良いけど、少し癖があるゲーミング(メカニカル)キーボード」
ども、のんたびです。
今回はRazerからでている「BlackWidow Lite(ブラックウィドウライト)」をレビューしていきます。
「BlackWidow Lite」はAmazonで1万円を切ることもある比較的安価なゲーミング(メカニカル)キーボードです。
BlackWidow Liteって実際どうなの?買う価値ある?
この記事はこんな疑問を持っている方の参考になると思います。
是非最後まで読んでいって下さい。
先にメリット・デメリットをザックリまとめておきます!
・メカニカルキーボードの中では比較的安価、品質も悪くない
・デザインが良い(値段以上の高級感がある)
・安価ながら付属品が充実
・ケーブルの着脱が可能(デスクの掃除がしやすい)
・「CAPSLOCK」状態が一目で分かる
・キーの位置が高い(リストレスト使用推奨)
・RGBは非対応(ライティングは白1色)
・打鍵感は固めで長時間のタイピング作業には不向き
【結論】打鍵感重め‼コスパは良いけど少し癖があるキーボード
先に結論からお伝えします‼
「BlackWidow Lite」は必要最低限の機能を揃えたゲーミングキーボードといった印象です。
2,3千円くらいの安いキーボードを使用している方が買い替えるとハッキリ使用感に違いを感じられます。
高価なゲーミングキーボードと比較するともちろん劣る箇所は多いですが、特に拘りがない一般ゲーマーの方には十分な性能をもっています。
また、打鍵感が重く、キーを離した際の跳ね返りが強いという特徴があります。
そのため、カタカタした強いタクタイル感を楽しみたい方にオススメできます。
逆に、キーの底まで引っ掛かりがないようなヌルッとした打鍵感のキーボードが好みの方には不向きかもしれません。
「BlackWidow Lite」は打鍵感が軽いキーボードと比べると腕への負担が強いように感じます。
好みの問題もあるので一概に良い悪いは言えませんが、長時間タイピング作業などをする方にはオススメできません。
「カジュアルにFPSなどのゲームで使用できれば十分」という方にはとてもコスパが良い商品だと思います。
・ゲームなどでカジュアルに使いたい方
(高いキーボードは買えないけど安すぎるキーボードは嫌という方)
・安価で白色のゲーミングキーボードを探している方
・ケーブルの着脱ができるキーボードを探している方
・長時間キーボードを使った作業をする方
・柔らかいクリック感が好みの方
・RGBで色んな光らせ方をしたい方
・性能に妥協したくない方
「Razer BlackWidow Lite」外観・特徴
外箱は緑と黒基調のRazerらしい箱に梱包されてます。
(白色だと箱のデザインも白基調になります)
パッケージは恐らく日本語配列US配列どちらを購入してもUS配列のキーボード画像が使用されています。
ちなみに「BlackWidow Lite」はテンキーを搭載していない「テンキーレス(TKL)」モデルのみでフルサイズモデルの販売はありません。
・キーボード本体
・接続ケーブル(TypeA to microUSB)
・Oリング(静音化リング)
・キーキャッププーラー(Oリング袋内)
・説明書
安価のキーボードながら付属品はしっかりしています。
本体の質感も安っぽさはなく、落ち着きのある良いデザインになっています。
「スペーキー」が短いので不便に感じないか心配でしたが、実際に使用してみると全然気になりませんでした。
背面には四隅に滑り止め加工がされており、スタンドは寝かせるか立たせるかの2段階です。
私は気になりませんが、人によってはもう少し細かい角度調整ができればいいのにと感じるかもしれません。
滑り止めはやや弱い気もしますが、使用していて頻繁にズレるということはないので許容範囲です。
「BlackWidow Lite」はRazer独自の「オレンジ軸」というスイッチを採用しています。
一般的なキーボードだと「茶軸」の感覚に近いです。
オレンジ軸?茶軸?なにそれ、美味しいの?
ゲーミングキーボードは「軸」によってキーを打った際の感触と音が変わります。
【スコスコ(静か)】【カタカタ(中間)】【カチャカチャ(うるさい)】
このキーボードは「カタカタ」という表現が一番近いです。
要は「タイプ時の静音性」と「タイプ時のクリック感」のバランスが取れたスイッチが採用されているということになります。
キーボードは付属のケーブルでPCと繋げるだけで使用できます。
ケーブルが着脱式なので取り回しが非常に楽です。
ケーブルを外して本体を動かすことでデスクが拭きやすくなるので便利です。テンキーレスでコンパクトなので持ち運びもしやすいです。(実際に持ち運んだことはないですが笑)
個人的にゲームをする上でテンキーは邪魔なのでテンキーレスにしてくれたのは嬉しいです。
ライティングは白のみでRGBには対応していません。
発色は綺麗で気になる色ムラはありません。
「BlackWidow Lite」はCpasLock状態が一目で分かるようになっています。
ローマ字打とうとしたら何か全部大文字になるんだけど!?
ローマ字入力が全部大文字になる「CapsLock」
ゲームしてたらいつの間にか「CapsLock」になってた経験、皆さんも1度はあるはずです。
地味にストレスだったりしますが、「BlackWidow Lite」は「CapsLock」状態になっていると「英数キー」が緑色に変わります。
地味ですがこの機能はありがたいです。
「BlackWidow Lite」はキーが浮いているように見える「フローティングデザイン」になっています。
「BlackWidow Lite」のキーキャップは薄い造りになっています。
打鍵感に大きな違いはでませんが、薄いキーキャップが苦手という方は避けたほうが良いかもしれません。
カタログスペック
キースイッチ | オレンジ軸 |
アクチュエーションポイント | 1.9mm |
キーストローク | 4.0mm |
押下圧 | 45g |
耐久性 | 約8,000万回 |
サイズ | 約361mm×133mm×36mm |
ケーブル | 布、約1.8m(TypeA to microUSB) |
配列 | 日本語/US |
カラー | 黒/白 |
ソフトウェア | RazerSynapse3 |
スペックは普通にゲームをプレイするだけなら申し分ない性能です。
なるべくプロに近い環境にしたいという方や、少しでもキーの反応速度を上げたいというガチゲーマーの方はもう少し高価なゲーミングキーボードを推奨します。
付属の「Oリング」で静音性UP
「BlackWidow Lite」特徴の1つであるOリング(静音化リング)。
キーキャップ裏面に装着することで打鍵音を静かにできるアイテムです。
キーキャップを外す際にあると便利なプーラーも付属してます。
なんとなく分かると思いますが、プーラーは画像のようにキーキャップを挟んで引っこ抜く感じで使用します。
キーキャップを外したら裏面にリングを装着してキーボードにつけ直します。
実際にFPSで使用する「WASDキー」だけ静音リングを装着して音の差を比較してみました。
ハッキリ言って劇的な効果は感じられません笑
言われたら気持ち音が抑えられてるかな程度です。
よくフレンドとVC(Discord)を繋いでゲームをしますが、キーボードの音がうるさいと指摘されたことはありません。
なのでうるさすぎて困るということはないと思います。
ソフトウェアで細かい設定が可能
Razerからでているソフトウェア「RazerSynapse3」をインストールすることで「ライティングの輝度」や「マクロ設定」などの細かい設定がイジれるようになります。
正直そこまで多くのカスタマイズはできないので使い方などについては割愛します。
打鍵音・打鍵感
「BlackWidow Lite」で実際にタイピングゲーム「寿司打」をプレイしてみました。
よければ打鍵音の参考までご覧ください。
個人的に「BlackWidow Lite」はタイピングをしているとキーの位置が少し高いと感じます。
長時間使用していると手首が疲れるので「BlackWidow Lite」は「リストレスト」の使用を推奨します。
まとめ
・メカニカルキーボードの中では比較的安価、品質も悪くない
・デザインが良い(値段以上の高級感がある)
・安価ながら付属品が充実
・ケーブルの着脱が可能(デスクの掃除がしやすい)
・「CAPSLOCK」状態が一目で分かる
・打鍵感は固めで長時間のタイピング作業には不向き
・RGBは非対応(ライティングは白1色)
・キーの位置が高い(リストレスト使用推奨)
当然ですが、2.3千円の安いキーボードなどと比較すると使い心地はものすごく良くなります。
逆に1万5千円以上するような高価なゲーミングキーボードなどと比較すると機能性や打鍵感は劣ります。
デザイン面は1万5千円以上する高価なキーボードとも張り合えるほどのクオリティなので総合的に評価するととてもコスパの良いゲーミングキーボードだと感じます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは良きゲーミングライフを‼
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